京都新聞 2006年3月30日(木曜日)朝刊より

仏画「十二天像」を初公開

桂昌院の手紙や愛用の器も
西京・善峯寺、1日から春の特別寺宝展


展示準備の進む寺宝館文珠堂(京都市西京区・善峯寺)
  京都市西京区の善峯寺で四月一日から春の特別寺宝展が開かれる。
恒例の徳川綱吉の生母桂昌院ゆかりの品のほか、今回初めて、室町時代の仏画「十二天像」など計約百二十点が出展される。
十二天像は、帝釈天や毘沙門天などが独立して描かれ、東寺や神護寺のものが有名。
同寺では七年前の寺宝館建設時に蔵の整理をしていて見つかった。十五世紀の貴重な仏画とわかり、表装し直して初公開を決めた。
各画とも絹本著色で縦五五.七センチ、横二六.五センチ。
色のくすんでいるものもあるが、炎に包まれた火天、手のひらに満月を乗せた月天(がってん)などはきれいな色が残っており、仏画の美しさを今に伝えている。
このほか、荒廃した同寺の復興に尽力したとされる桂昌院の手紙や愛用の器、息子綱吉の直筆の書なども展示する。
掃部光昭副住職(五三)は「十二の仏様にそれぞれ動きがあるところを見てほしい」と話している。
午前八時半―午後五時。拝観料五百円が必要。



■注
 「拝観料五百円が必要」とありますが、寺宝館文珠堂入館は無料です。ただし、4、5、10、11月などの特別開館時期に限り、入山料として、普段より百円多く、五百円を頂いております。善峯寺

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