京都新聞2005年10月20日(木曜日)夕刊より、

出会う
 西京の善峯寺


ピンク色のシュウメイギクに囲まれ、フジバカマの花のミツを吸うアサギマダラ(京都市西京区・善峯寺)

  秋に南へ「渡り」をするチョウとして知られるアサギマダラが、西国二十番札所の善峯寺(京都市西京区)に飛来し、秋の七草の一つフジバカマの周りを優雅に舞っている。鮮やかなピンク色のシュウメイギクも萌開を迎え、奉拝客は秋色の競演に見入っている。
 アサギマダラは体長五a前後で、焦げ茶とれんが色の羽に、簿青色の大きなまだら模様が入る。夏場は標高千b以上の山地で過ごし、秋になると、暖かな場所を求めて南下、海を越えて二千`も移動するとされる。
 同寺蓮華寿院庭前のフジバカマの周囲で、十数匹のアサギマダラが華麗なダンスを披露し、時折、花のみつを吸っている。隣に咲くシュウメイギクは、渡りの途中に立ち寄った珍客を歓迎するように咲きほこっている。アサギマダラを調べる会の金田忍さん(七一)は「今週末までは見られるはず」と話している。

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