2002/1/4 京都新聞朝刊 掲載記事より 善峯寺に新名所が誕生

市内一望の場所整備
  「白山名水」も今春に公開

サクラとアジサイの整備が進む善峯寺
 都市西京区の西国二十番札所・善峯寺で、サクラとアジサイ園の整備が進んでいる。
市内が一望できる場所で、同寺を開いた源算上人が写経のための墨をすったとされる湧き水「白山名水」も園内にある。
ともに今年春には一般公開し、「寺の新名所にしたい」(同寺)としている。

 クラとアジサイ園は、本堂北側の約七千五百平方bで整備。これまでは約四十年前に植えられたスギがうっそうと伸び、眺めも悪くなっていたが、昨年春に伐採し、新たにシグレ桜二十五本、山桜二十本の苗木とアジサイ三千株を植え込んだ。
 
夏は狂喜と少雨で、寺の関係者は水やりなどに苦労したが、成育は順調で寺では「この春から徐々に花が咲き始めるのでは」 (掃部光沼・副住職)としている。
 白山名水は、一〇二九(良元二)年に同寺を開いた源算上人が辺りに「白山権現」の神が降りられた夢を見て、実際に見に行ったところ、水が湧いていたとされる。
源算上人はその水で法華経を写し、この法華経は今も寺に伝わる。
これまでは近寄ることが難しかったが、新たに遊歩道や箭和鉢を整備し、飲用も可能になった。
 総事業費約二千万円は、寄進が中心だ。

峯寺は「京都市内の眺望に加えてサクラやアジサイがそろえば、まさに絶景畑多くの人に楽しんでもらいたい」としている。

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